ahamo・povo・LINEMOの海外利用を比較

ahamo、povo、LINEMOは、いずれも海外で利用できます。
海外で利用する場合の月額料金を比較してみましょう。
| サービス名 | 特徴・利用料金 |
|---|---|
| ahamo | ・追加料金不要 ・海外91の国・地域で利用可能 ・30GBまで:0円 |
| povo | ・海外データトッピングの購入 ・海外160以上または90以上の国・地域で利用可能 ※プランによって異なります。 【レギュラートッピング】 ・0.5GB(24時間):640円 ・1GB(3日間):1,480円 ・2GB(5日間):2,880円 ・3GB(7日間):4,280円 ・5GB(14日間):7,080円など |
| LINEMO | ・別途追加料金が必要 【海外あんしん定額】 ・定額国L ・24時間プラン(3GB):980円 ・72時間プラン(9GB):2,940円 【海外パケットし放題】 ・25MBまで:0〜1,980円/日 ・25MB以上:2,980円/日 |
- ahamoは海外ローミングが無料&申し込み不要
- povoは海外用のトッピングが用意されている
- LINEMOは2種類の海外用オプションあり
ahamoは海外ローミングが無料で、申し込みも必要ありません。
月30GBで収まるなら、ahamoがもっともおすすめです。
各社の海外利用時の料金について、詳しく見ていきましょう。
ahamoの海外利用
ahamoは、海外でも月30GBまでは追加料金なしでデータ通信が使えます。
申し込みも不要です。
スマホの設定からローミングをオンにするだけで、すぐ利用できます。
対応エリアは91の国と地域です。
povoやLINEMOよりは少ないものの、これでも日本人の渡航先の約98%をカバーしています。
ただし、海外でデータ通信を利用した日から15日経過すると、日本に戻るまでは最大128kbpsに制限されるので注意しましょう。
また、大盛りオプションに加入していても、海外で使えるのは月30GBまでです。
注意点はあるものの、海外でも無料で使えるのはahamoの大きな魅力と言えます。
povoの海外利用
povoは160以上の国・地域で利用できます。
海外ローミングは音声通話SIMのみ対応しており、データ専用プランでは利用できません。
海外で利用する場合は、その都度「海外データトッピング」を購入する必要があります。
| 海外トッピング | データ容量 | 有効期間 | 料金 |
|---|---|---|---|
| レギュラートッピング 90以上の国・地域 |
0.5GB | 24時間 | 640円 |
| 1GB | 3日間 | 1,480円 | |
| 2GB | 5日間 | 2,880円 | |
| 3GB | 7日間 | 4,280円 | |
| 5GB | 14日間 | 7,080円 | |
| 10GB | 30日間 | 9,800円 | |
| ワイドトッピング 160以上の国・地域 ※1 |
0.3GB | 30日間 | 6,980円 |
| エリアトッピング 韓国 |
1GB | 3日間 | 690円 |
| 3GB | 7日間 | 1,980円 | |
| エリアトッピング アメリカ ※2 |
1GB | 3日間 | 760円 |
| 3GB | 7日間 | 2,200円 | |
| エリアトッピング ヨーロッパ 9カ国 ※3 |
1GB | 3日間 | 840円 |
| 3GB | 7日間 | 2,430円 | |
| エリアトッピング 台湾 |
1GB | 3日間 | 680円 |
| 3GB | 7日間 | 1,980円 | |
| エリアトッピング 中国・香港・マカオ |
1GB | 3日間 | 680円 |
| 3GB | 7日間 | 1,980円 | |
| エリアトッピング タイ・ベトナム |
1GB | 3日間 | 760円 |
| 3GB | 7日間 | 2,200円 | |
| エリアトッピング シンガポール・マレーシア |
1GB | 3日間 | 840円 |
| 3GB | 7日間 | 2,430円 |
※1 レギュラートッピング地域を含む
※2 ハワイ・アラスカ・プエルトリコ・米領バージン諸島でも利用できます。グアム・サイパンでは利用できません。
※3 ヨーロッパ 9カ国(イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー)
リヒテンシュタイン、サンマリノ、バチカン、カナリア諸島、スペイン領北アフリカ、ガーンジー島、マン島、ジャージー島でも利用できます。フランス領ギアナ、英領バージン諸島では利用できません。
海外データトッピングは、購入直後は30日を期限に待機状態になっています。
購入から30日間以内に、現地で利用開始するようにしてください。
有効期限は現地での利用開始時間から起算されるので、事前購入しても無駄になりません。
LINEMOの海外利用
LINEMOでは、海外用プランが2種類用意されています。
| プラン名称 | 金額 |
|---|---|
| 海外あんしん定額 | 【定額国L】 24時間プラン(3GB):980円 72時間プラン(9GB):2,940円【定額国S(24時間)】 1MB:1,980円 5MB:9,800円 10MB:19,600円【飛行機・船での利用】 50MB(1時間):980円 100MB(5時間):1,960円 150MB(15時間):2,940円 |
| 海外パケットし放題 | 25MBまで:0〜1,980円/ 日 25MB以上:2,980円/日 |
ある程度データ通信を使うなら、定額で使い放題の「海外パケットし放題」がおすすめです。
データ通信をあまり使わないなら、料金が安い「海外あんしん定額」を利用しましょう。
なお、LINEMOをMNP/番号移行ではなく新規で契約する場合、課金開始から4ヶ月は海外で利用できません。
すぐに海外で使う予定がある人は、ahamoかpovoを検討しましょう。
ahamo・povo・LINEMOのメリットを比較
続いては、ahamo、povo、LINEMOの特徴的なメリットを見ていきましょう。
| サービス名 | メリット |
|---|---|
| ahamo | ・データシェア対応 ・端末の購入ができる ・店舗サポートも受けられる(有料) ・dカードでの支払いがお得 ・最大110GBまで使える |
| povo | ・基本料金0円でスマホを持てる ・留守番電話オプションあり ・13歳以上から契約できる |
| LINEMO | ・LINEアプリ利用時のデータ消費がゼロ ・留守番電話オプションあり ・キャンペーンが豊富 |
ahamoの特徴・メリット
ahamoの特徴的なメリットは以下の通りです。
- 有料の店舗サポートあり
- 端末をセット購入できる
- データ容量のシェアが可能
- dカードで支払うとデータ容量が最大+5GB/月
店舗サポートあり、端末購入やデータシェアも可能
ahamoは、1回3,300円のサポート料を支払えばドコモショップでサポートを受けられます。
有料とは言え、対面によるサポートを受けられるのはpovo・LINEMOにないメリットです。
| サポート | オンラインサポート | 店舗サポート |
|---|---|---|
| ahamo | チャット 一部電話 |
有料 全国のドコモショップ |
| povo | チャット | × |
| LINEMO | チャット LINE |
× |
また、端末のセット購入やデータシェアができるのもahamoだけです。
5G WELCOME割やオンラインおトク割などの割引も使えるので、端末をお得に買えますよ。
特典内容は定期的に変わるので、最新情報を公式サイトでチェックしておきましょう。
dカードで支払うとデータ容量が最大+5GB/月
ahamoの料金をdカードで支払うと、データ容量が最大で5GB/月増量されます。
| カード種別 | ボーナスパケット | dカードケータイ補償 |
|---|---|---|
| dカード | +1GB/月 | 最大1万円 |
| dカード GOLD | +5GB/月 | 最大10万円 |
| dカード PLATINUM | +5GB/月 | 最大20万円 |
加えて、端末の故障や盗難・紛失に備えられる「dカード ケータイ補償」も付帯します。
すでにdカードを利用しているなら、スマホもahamoにするとお得ですよ。
povoの特徴・メリット
povoの特徴的なメリットは以下の通りです。
- 月額0円で維持できる
- 13歳以上から契約できる
- 留守番電話オプションあり
すでに解説した通り、povoは基本料金が0円です。
電話専用回線なら0円で維持できますし、状況に応じてデータ容量を追加することもできます。
13歳以上から契約できる
povoは13歳以上から契約できます。
ahamo・LINEMOの場合、18歳未満は契約できません。
親名義で契約し、子どもを利用者として登録する必要があります。
pocoは13歳から契約できるので、18歳未満でも本人名義で契約が可能です。
家族名義のクレジットカードでも支払えるので、本人名義で契約しても支払いを1つにまとめられますよ。
LINEMOの特徴・メリット
LINEMOの特徴的なメリットは以下の通りです。
- LINEがカウントフリー
- 留守番電話オプションが安い
- PayPayポイントがもらえるキャンペーンが豊富
LINEMOはLINEギガフリーにより、LINEアプリのデータ消費が0になります。
速度制限を気にせず、LINEの音声通話やビデオ通話を楽しめるでしょう。
また、留守番電話オプションを月額220円で利用できるのもメリットですね。
PayPayポイントがもらえるキャンペーンが豊富
LINEMOはahamo・povoに比べるとキャンペーンが豊富です。
他社から乗り換えまたは新規契約で、最大10,000~20,000円相当のPayPayポイントをもらえますよ。
PayPayポイントはLINEMOの支払いにも充てられるので、使い道に困りません。
キャンペーン内容は随時更新されるので、申し込み前に公式サイトをチェックしましょう。
ahamo・povo・LINEMOのデメリットを比較
ahamo、povo、LINEMOには、メリットだけでなくデメリットもあります。
申し込んでから後悔しないように、デメリットもチェックしておきましょう。
| サービス名 | デメリット |
|---|---|
| ahamo | ・30GB未満のプランがない ・留守番電話がない ・データ繰り越しに非対応 |
| povo | ・トッピングなしだと速度が遅い ・180日に一度はトッピングが必要 ・都度トッピングをする手間がかかる ・トッピングの管理も必要 |
| LINEMO | ・月30GB以上のプランはない ・LINEの一部機能はギガフリーの対象外 ・データ繰り越しに非対応 ・LYPプレミアム特典も対象外 ・低速通信を使い過ぎると、さらに制限される |
ahamoのデメリット
ahamoのデメリットは以下の通りです。
- 30GB未満のプランがない
- 留守番電話がない
- データ繰り越しに非対応
ahamoで利用できるデータ容量は30GBと110GBのみで、小容量プランがありません。
データ通信をあまり使わない人は、povoやLINEMOを選んだほうが安上がりです。
また、留守番電話や転送電話などの通話オプションにも対応していません。
povo、LINEMOでは留守番電話が使えるだけに、ahamoの大きな弱点と言えます。
povoのデメリット
povoのデメリットは以下の通りです。
- トッピングなしだと速度が遅い
- 180日に一度はトッピングが必要
- 都度トッピングをする手間がかかる
- トッピングの管理も必要
0円で維持できるpovoですが、トッピングなしだと通信速度が128kbpsに制限されます。
少しでもデータ通信を利用したいなら、トッピングはマストです。
また、180日に一度トッピングを買わないと利用停止になるため、ずっと0円で使い続けることはできません。
自由度の高さが売りのpovoですが、使うたびにトッピングを購入する手間がかかります。
しかもトッピングには利用期限があり、期限内に使い切れなかったデータ容量は消失します。
トッピングを適切に管理する必要があるので、人によっては面倒に感じるかもしれません。
LINEMOのデメリット
LINEMOのデメリットは以下の通りです。
- 月30GB以上のプランはない
- LINEの一部機能はギガフリーの対象外
- データ繰り越しに非対応
- LYPプレミアム特典も対象外
- 低速通信を使い過ぎると、さらに制限される
LINEMOでは、最大30GBのプランしか用意されていません。
月30GBで足りない人は、ahamoかpovoを選びましょう。
LINEが使い放題になるのがLINEMO最大のメリットですが、以下のような機能はLINEギガフリーの対象外です。
- トークでの位置情報の共有
- トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- LINE VOOM
- ニュースの詳細情報の閲覧
- スタンプショップ・着せ替えショップの利用
- LINEから他サイト・他アプリへの接続
上記の機能は使い過ぎないようにしましょう。
また、ソフトバンクおよびワイモバイルでは、有料会員サービス「LYPプレミアム」を無料で使えます。
しかし、LINEMOはLYPプレミアム特典の対象外です。
ソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOへ移行すると、LYPプレミアム特典が解除されます。
ギガホは終了?ドコモの3つのプランを解説

前述のとおり、これまでドコモが提供していたギガホやギガライトは提供終了しました。そして、2023年7月より新プランのeximoとirumoを提供開始。そしてahamoを加えた3つのプランを提供しています。
それぞれのプランにどのような特徴があるのかを解説します。
なお、新規受付は終了しているものの、プランを比較する際の参考としてギガホやギガライトの特徴も解説していますので、ぜひ比較する際の参考にしてください。
eximo:データ無制限で利用可能
| eximoの詳細 | ||
|---|---|---|
| 月額料金 | 〜1GB | 4,565円 |
| 1〜3GB | 5,665円 | |
| 3GB〜無制限 | 7,315円 | |
| 利用可能回線 | 4G・5G | |
| 国内通話料 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり22円 |
|
2025年2月時点の情報です。
eximoは従量課金制です。〜1GBまで、1〜3GB、3GB〜無制限という3段階に分けられており、段階ごとに料金が変動します。
そして、家族でファミリー割引を適用している場合、家族間の通話が無料になります。さらに、手続きや設定などに関して不明点があればドコモショップにて相談できるのも特徴的です。
ドコモ、または他社の格安プランと比較して料金は高めですが、データ無制限で利用でき、かつ店舗にてサポートを受けられます。
ahamo:中容量・大容量プランを安い料金で使える
| ahamoの詳細 | ||
|---|---|---|
| 月額料金 | 20GB | 2,970円 |
| 100GB (80GBの大盛りオプションを追加) |
4,950円 | |
| 利用可能回線 | 4G・5G | |
| 国内通話料 | 国内通話5分無料 家族以外への通話30秒あたり22円 |
|
| 通信制限時の最大通信速度 | 1Mbps | |
2025年2月時点の情報です。
ahamoは20GBのワンプラン。ただ、80GBの大盛りオプションを追加することで100GB/月に変更可能です。
ahamoの特徴は安さに加えて、国内通話が5分以内であれば無料になること。5分以内の短い電話をよくする方は、通話料金を抑えられます。
また、ahamoは手続きなしでそのまま海外でデータ通信することが可能です。料金は変わらず、20GBまで利用できます。なお、大盛りオプションを追加した場合でも海外データ通信は月20GBまでであることには注意が必要です。
ahamoの詳細は以下の記事で解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
irumo:あまり使わない人向けの低容量プランを提供
| irumoの詳細 | ||
|---|---|---|
| 月額料金 | 0.5GB | 550円 |
| 3GB | 2,167円 | |
| 6GB | 2,827円 | |
| 9GB | 3,377円 | |
| 利用可能回線 | 4G・5G | |
| 国内通話料 | 22円/30秒 | |
| 通信制限時の最大通信速度 | 0.5GB | 128kbps |
| 3・6・9GB | 300kbps | |
2025年2月時点の情報です。
irumoは低容量帯を中心に、4つのプランを提供中。全て10GB未満で、外出先であまりスマホを使わない人におすすめです。
基本料金だけを見ると安いとは言えませんが、irumoは以下の2つのドコモ公式キャンペーンを適用可能。
irumoで利用できるドコモ公式キャンペーン
⚫︎ドコモ光セット割 / home 5G セット割
⚫︎dカードお支払割
これらのキャンペーンを適用すると、各プランの料金が以下のように安くなります。
| データ容量 | 割引前の月額料金 | 割引後の月額料金 |
|---|---|---|
| 0.5GB | 550円 | – |
| 3GB | 2,167円 | 880円 |
| 6GB | 2,827円 | 1,540円 |
| 9GB | 3,377円 | 2,090円 |
2025年2月時点の情報です。
ドコモの公式キャンペーンを提供することで、各プラン月々1,287円安くなります。
なお、速度制限時の最大通信速度が他のプランよりも遅いことには注意が必要です。128kbpsや300kbpsの場合、動画はもちろんSNSも快適に見られなくなります。
外出先であまりスマホを使わず、かつ自宅でドコモ光またはhome 5Gを利用している方におすすめです。
「ギガホ」とドコモ新プラン「eximo」「ahamo」「irumo」の料金プランの違いを比較
上記で詳細を解説したドコモのプランeximo・ahamo・irumoと、旧プランの5Gギガホプレミアの料金などを比較しました。
※この表は横にスクロールできます。
| eximo | ahamo | irumo | 5Gギガホプレミア | |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 〜1GB:4,565円 1〜3GB:5,665円 3GB〜無制限:7,315円 |
20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 |
〜3GB:5,665円 3GB〜無制限:7,315円 |
| 契約事務手数料 | 3,850円 オンラインショップで 契約した場合は無料 |
無料 | 3,850円 オンラインショップで 契約した場合は無料 |
3,330円 |
| 国内通話料 | 家族間通話無料 家族以外への通話 30秒あたり22円 |
国内通話5分無料 超過後22円/30秒 |
22円/30秒 | 家族間通話無料 家族以外への通話 30秒あたり22円 |
| 店舗サポートの可否 | 可能 | 不可 (3,300円で可能) |
可能 | 可能 |
| ドコモ光セット割/ home 5Gセット割・ dカードお支払割の 適用可否 |
可能 | 不可 | 可能 | 可能 |
| 海外利用 | 有料 | 無料 | 有料 | 有料 |
| 速度制限時の 最大通信速度 |
– | 1Mbps | 0.5GB:128kbps 3・6・9GB:300kbps |
– |
2025年2月時点の情報です。
料金だけを見ると、ahamoの20GBプランが1GBあたりの料金が安く、コスパ良く利用できることがわかります。
しかし、ahamoは店舗サポートが原則不可能だったり、ドコモの公式キャンペーンを利用できなかったりするなどのデメリットもあります。
これらのサービスを利用したい方におすすめなのがeximoまたはirumoです。eximoとirumoは店舗サポートを受けられ、ドコモ公式キャンペーンの適用も可能です。
一方で、irumoは低容量プランを安く契約できますが、国内通話料に関する割引がなかったり、速度制限時の最大通信速度が遅かったりすることには注意しましょう。
「eximo」「ahamo」「irumo」のメリット・デメリット

ドコモの各プランにはメリットもあればデメリットもあります。eximo・ahamo・irumo各プランのメリット・デメリットを解説します。
eximoのメリットとデメリット
eximoのメリットとデメリットは以下のとおり。
⚫︎データ無制限で利用できる
⚫︎店舗サービスが受けられる
⚫︎家族間通話が無料になる
⚫︎ドコモの公式キャンペーンを適用できるデメリット
⚫︎料金が高額
⚫︎店舗で契約した場合は3,850円の契約手数料が発生する
⚫︎海外利用時は別途料金がかかる
eximoはドコモのサービスを全般的に受けられますが、その一方で料金が高額です。eximoを契約するのであれば、ドコモ光セット割やdカードお支払割なども利用するのがおすすめです。
また、店舗で契約した場合契約事務手数料が3,850円かかるため、サポートが不要な方はオンラインで契約することをおすすめします。
ahamoのメリットとデメリット
⚫︎1GBあたりの料金が安い
⚫︎新規申込の場合は契約事務手数料が無料
⚫︎月額料金に国内通話5分無料オプションが含まれる
⚫︎手続きなしでそのまま海外で利用できるデメリット
⚫︎店舗でサポートを受ける場合は有料
⚫︎ドコモの公式キャンペーンを利用できない
ahamoはドコモの他のプランに比べて月額料金が安いです。さらに月額料金に国内通話5分無料オプションが含まれているため、5分以内の短い電話をする機会が多い方におすすめです。また、手続きや追加料金なしでそのまま海外利用ができるため、海外に行く機会が多い方にもおすすめです。
一方で、料金が安い分、サポート面は手厚いとは言えません。店舗でサポートを受けられますが、有料であることには注意が必要です。
スマホに関する知識をある程度持っており、できる限り安く利用したい方におすすめです。
irumoのメリットとデメリット
⚫︎10GB以内の低容量プランを安く契約できる
⚫︎店舗サービスを受けられる
⚫︎ドコモの公式キャンペーンを適用できるデメリット
⚫︎店舗で契約した場合は3,850円の契約手数料が発生する
⚫︎海外利用時は別途料金がかかる
⚫︎速度制限時の最大通信速度が遅い
irumoは低容量プランを安く契約できるのが特徴的。外出先ではあまりスマホを使わず、大容量プランを契約しても無駄にしてしまうと考えている方におすすめです。
また、店舗サービスを受けられたり、ドコモ光セット割やdカードお支払割などのドコモ公式キャンペーンを適用できるのもメリットです。
とはいえ、キャンペーンを適用せずに契約するとahamoと比較して割高になってしまいます。そのため、自宅でドコモ光やhome 5Gを契約しており、外出先でスマホを使う機会が少ない方におすすめです。
ドコモの各プランのおすすめな人の特徴
eximo・ahamo・irumoのドコモ各プランのおすすめな人の特徴をまとめました。自身のスマホの利用状況と照らし合わせて、自分に合ったプランを選びましょう。
eximo:多少高くてもいいからデータ無制限で利用したい
eximoがおすすめな方の特徴はこちら。
⚫︎家族間で通話する機会が多い方
⚫︎自宅でドコモ光やhome 5Gを利用している方
⚫︎店舗でのサポートを受けたい方
ahamo:中容量・大容量プランを安く利用したい
ahamoがおすすめな方の特徴はこちらです。
⚫︎中容量・大容量をコスパ良く利用したい方
⚫︎海外に行く機会が多い方
⚫︎5分以内の国内通話をする機会が多い方
irumo:あまりスマホを利用せず低容量プランを安く契約したい
irumoがおすすめな方の特徴はこちら。
⚫︎店舗でサポートを受けたい方
⚫︎自宅でドコモ光やhome 5Gを利用している方
irumoがおすすめ方の特徴
⚫︎低容量プランを安く利用したい方
⚫︎店舗でサポートを受けたい方
⚫︎自宅でドコモ光やhome 5Gを利用している方
格安SIMサービスを徹底比較!
「格安スマホ(SIM)が気になるけど、結局どこが良いのかわからない」とお悩みの方いらっしゃいませんか。
そうですよね。格安スマホ(SIM)は数もたくさんあるし、携帯の契約はとにかくややこしいですから、それを1つ1つ調べて自分にはどこがいいのかを見極めるのは至難の技ですよね。
私はかつて大手携帯会社の料金やキャンペーンを企画する部署で働いていましたが、そんな私でさえ、他の携帯会社の料金プランを理解するのはとっても大変なことです。
それを、普段スマホは使うだけで、契約内容やプランを見直すのは1年に1回程度の皆さんがやるとなると、時間も手間も労力も相当かかってしまうと思います。
ということで、スマホの契約にはそれなりに(かなり)詳しい当サイト管理人が、2023年のオススメ格安スマホ(SIM)を徹底的に調べたので、その情報を共有したいと思います。
とにかく噛み砕いて、どなたにも分かりやすいように解説しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
以下の10社であれば、確実なので、ご自身のニーズに照らし合わせてみてください。
格安SIMおすすめ事業者ランキングを一挙公開
ここからは格安SIMオススメ事業者を一挙公開します。
これまで数十社に及ぶ格安SIMを契約してきた私が2023年3月時点で、考えるオススメ業者は以下の通りです。
ahamo 通信品質の信頼性は一番。シンプルなプランで海外でもそのまま利用可能
ドコモの新プラン「ahamo」です。
ahamoは格安SIMではないものの、料金の安さと使いやすさなどを総合的に見てランクインです。
一番の特徴は月額2,970円(税込)でデータ容量20GB、5分間の通話し放題というシンプルなプランですね。
あくまでもドコモのプランなので格安SIMだと懸念される通信速度が遅くなるような心配はなく、通信品質はドコモそのもの。20GBの上限を超えても1Mbpsで通信も可能です。
そして、大手キャリアのLINEMO、povoではなく、ahamoがランクインしているもう一つの要素として個人的に評価が高いのは、追加料金不要で海外でもそのまま20GBの範囲で利用が出来ること。
ahamoはこんな方におすすめ
- 通話・通信品質はゆずれない
- 大容量のデータを定額で利用したい
- 海外旅行先でも今のスマホをそのまま使いたい
OCNモバイルONE 新プランが好評!スマホの叩き売りと豊富なかけ放題オプションが魅力的
OCNモバイルONEになります。
OCNモバイルONEは、スマホの破格セールがとにかく有名な会社なのですが、新プランで料金も魅力的になり、ご紹介しました。
もともとは、NTT傘下の格安SIMとして、豊富なかけ放題オプションと初心者さんへの手厚いサポートが有名な会社なのですが、現在は定期的に行われるスマホの叩き売りの方が有名な気がします。
「とにかく安くスマホ本体が欲しい」という方はOCNモバイルONEのセール情報を一度確認してください。
IIJmio(みおふぉん) 最新のiPhoneも!スマホの取り扱い数が多くて本体代金も安いことが多い
続いてはIIJmio(みおふぉん)です。
速度は、爆速ではないものの良い時と悪い時の差が小さく安定していているため、使いやすい格安SIMとなっています!
IIJmioは格安スマホの老舗で、速度、料金、サポート、キャンペーン、どの部分をとっても平均的に優秀で、格安スマホ業界のオールラウンダーと言える存在となります。
また、格安スマホの中では珍しく長期特典を用意するなどユーザーファーストな姿勢が魅力的です。
それに取り扱いスマホ数は格安スマホNo.1でしょう。人気の機種はもちろんのこと、IIJmioでしか取り扱っていないちょっぴりマニアックな機種なんかもあります。
IIJmioはこんな方におすすめ
- とにかく月額料金を安くしたい方
- 新しくスマホも購入予定の方
- スマホ本体にこだわりたい方
楽天モバイル 今なら3ヶ月無料。その後も使い方次第でずっと無料に
続いては楽天モバイルです。
厳密には格安SIMではないですが、UN-LIMIT Ⅵ発表で料金体系も大きく変わり、格安SIMをも超えるコスパになっている今もっとも注目されている事業者の1つです。
特にキャンペーンのお得度が非常に高く、今契約するのにはとてもお得になっています。
楽天モバイルは
- 今なら3ヶ月間無料!
- 料金プランも1つでわかりやすく、データ使い放題・かけ放題
- 利用料から楽天ポイントが貯まる
- 楽天市場での買い物がポイント最大5.5倍になる
といった特徴があります。
注意が必要なのは、エリアに関してです。楽天モバイルは楽天エリア内あれば、データが使い放題になりますが、それ以外のエリアではau回線を使った通信となり毎月5GBの上限が設けられていますのでご注意ください。
UQモバイル 速度も安定料金もかなり安く抑えることができてバランスが良い!
続いてはUQモバイルです。 UQモバイルのCMは、目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。
UQモバイルはauのサブブランド的存在の格安SIMですが、何と言っても速度と料金のバランスがピカイチにいいです。
特に「電話番号での電話はほとんどしない」という方にとっては、無料通話が標準で付帯しておらず、基本料が最低限に抑えられているのは魅力的かと思います。
YモバイルもUQモバイルと同じく品質も高く利用しやすのですが、割引を適用させずに単体で契約する場合はUQモバイルに軍配が上がります。
通話オプションも一通り揃っており、「選択の自由」という観点においてもUQモバイルが高評価となりました。
また、速度が落ちがちと言われるお昼の時間でも、UQモバイルであれば安定したスピードで快適な通信を提供しています。
私も実際にUQモバイルは利用していますが「速度が遅いな」と感じたことはほとんどありません(1回、夕方渋谷のセンター街で地図を出すのに時間がかかったことがあるくらいです)。
さらに、プランM/Lであれば低速時の速度も1Mbpsと一般的な速度よりもかなり速いため、低速化になってしまった時でもSNSや音楽のストリーミング、検索程度は快適に行うことができます(プランSでも300kbpsと、他の格安SIMより早い)。
また、UQモバイルは580円~1,580割引のUQ学割も用意しています。5歳以上18歳未満であれば対象となるので非常にオススメです。
UQモバイルはこんな方におすすめ
- 速度が速い格安シムがいい方
- 電話番号での通話は利用しない方
- 5歳~18歳の方で乗り換えを考えている方
マイネオ
次は新プラン「マイピタ」が人気のマイネオです。
さらに、昨年から1.5Mbpsの速度で通信し放題になる「パケット放題 Plus」も開始し、話題となっています。
マイネオは顧客満足度が高い格安SIMとして知られているのですが、大幅にプランをリニューアルし、3ヶ月間月額料金が割引になるキャンペーンも魅力です。
マイネオは、マイネ王と呼ばれるユーザーコミュニティが最大の特徴の格安SIMです。
マイネ王では、ユーザー同士で掲示板を利用したり質問をしあったりすることができるほか、データが足りない時にパケット無料で引き出せる(毎月最大1GBまで)パケットタンクと呼ばれる機能も用意されています。
BIGLOBEモバイル エンタメフリーオプションが魅力的でau回線は速度も問題なし
BIGLOBEモバイルです。BIGLOBEモバイルは最近非常に人気が高い会社ですね。
今月は、キャンペーンが充実していたことに加え、速度も安定傾向にあったので選びました。
BIGLOBEモバイルは、特定のサービスがデータ消費なしで利用できる「データフリーサービス」を提供している格安SIMです。
データフリーは「エンタメフリーオプション」と呼ばれる有料オプションとなるのですが、対象となるサービスは動画・音楽配信サービス等、データ消費が多いサービスがメインとなっています。
そのため**「YouTubeをたくさん見る」「音楽はストリーミングすることが多い」という方には非常にオススメ**です。
特にYouTubeがデータフリー対象になっている点は非常に魅力的ですよね。「YouTubeだけでたくさんデータを消費してしまう」という方には非常におすすめの格安SIMです。
私もエンタメフリーを利用しているのですが、Apple MusicとYouTubeが使い放題になり非常に重宝しています。データ消費を気にしなくていいというのはすごく気持ち的に楽ですし「音楽を事前にダウンロードしておかなきゃ」というプレッシャーがなくなったのは大きいです。
Yモバイル 速度は安定、PayPayやヤフーショッピングと相性がいい
続いてはYモバイルです。
Yモバイルはソフトバンクのサブブランドですね。こちらもUQモバイル同様テレビCMを目にしたことがある方も多いかと思います。
Yモバイルも速度が速く、サービスの質が高い会社であり、無料通話が必ず付いてきます。
なかなか頻繁にャンペーンが充実しているので無料通話付帯が気にならない方には、ものすごくオススメな選択肢です。
なお、Yモバイルは自社で回線を持つ会社ですので、速度はソフトバンクやauといった大手携帯会社と同じくらい出ると考えて問題ありません。全国にYモバイルショップを構えている点も魅力的でしょう。
ちなみに、Yモバイルには
- PayPay関連のキャンペーンが優遇される
- ヤフーショッピングとの相性の良さ
の2つの特徴があります。
イオンモバイル、イオンの店頭でサポートが受けられる
続いてはイオンモバイルです。
イオンモバイルは全国のイオンで契約できる格安SIMで、店頭のサポートを重視する方には向いています。そのため、実際に店頭に訪れてあれこれ聞きたい、という方々には安心してご利用いただけるサービスになっています。
「普段よく行くイオンで、スマホのサポートも受けられたら嬉しい」という方にはおすすめです。
こんな方におすすめ
- イオンによく方で、スマホのサポートもして欲しい方
exciteモバイル 使った分だけ料金を払う従量課金制プランがある
最後にエキサイトモバイルです。
exciteモバイルは初めて名前を聞いた方も多いかもしれませんが、格安SIMの中では珍しく、使ったデータ量の分だけをお支払いするプランがあり、それが一定数のユーザーには好評になっています。
使ったデータ量分だけのプランは、
- 日本と海外を行き来している
- 緊急用として持っているだけで普段は使わない
といったシチュエーションで、毎月のデータ使用量が大きく変動する方には向いています。
まとめ:この10社の中から自分に合ったものを選べば間違いなし!
いかかでしたか。今回は2023年のオススメ格安SIMやスマホをご紹介しました。
1つ1つご紹介していったら、かなり長い記事になってしまいましたね…(笑)最後までお付き合いいただきありがとうございます!
数十社以上ある格安スマホを1つ1つ見比べるのはとても大変ですよね。
私も今回このリストを作るに当たって、有名どころを含め20社以上比較してみましたが、料金や契約のタイプも似たり寄ったりの会社が多く、その中から10社を決めるのは容易ではありませんでした。
そんな状況の中でこの5つを選ぶ時に意識したことは
- サービスの品質
- 評判・口コミ
- オリジナリティ
- キャンペーン充実度
の4つです。
似たり寄ったりな格安スマホが多い中で、今回ご紹介した10社は、それぞれ個性がある会社ばかりです。これなら、ご自身に合う会社が見つけやすいかと思いますし、比較ポイントも明確で分かりやすいかと思います。
格安スマホは乗り換えるだけで、スマホ代が半額近く安くなります。
ぜひこの機会に今回ご紹介した10社のなかで、ご自身にぴったりの会社を探し、乗り換えを進めてみてはいかがでしょうか。